ご挨拶
BELLグループでは100年存続する企業を目指し、持続可能な社会への貢献を常に模索して参りました。2018年からは新たな挑戦として防災事業に着手し、この度、新会社milabの設立を迎えることができました。これは私たちにとって、大きな一歩であり、新たな旅路の始まりです。
私たちは防災を単なるリスク管理の枠を超えた、持続可能な社会構築のための必要不可欠なテーマと捉えています。また、平時のビジネスに防災のエッセンスを加えることは、単に安全を確保するだけでなく、地域の活性化にも大きく貢献できるものと考えています。地域社会との連携を深め、経済と安全の両面から貢献することで、より強固なコミュニティを築くことができるのです。
防災というと後ろ向きなイメージが強いかもしれませんが、私たちは防災を課題先進国である日本が世界をリードできる大きな可能性を秘めた分野だと捉えています。私たちのこれまでの事業活動を通じて学んだことは、防災は災害時だけでなく、日常の中にも組み込まれるべきであるということです。そして、他の産業との協力を通じて、防災を一つのビジネスモデルとして確立させていく必要があるということです。
milabという社名には「未来の防災を皆様と共に創造する研究所（ラボ）」という想いを込めています。milabの使命は、防災を新たな成長産業とし、次世代の若者たちが積極的に関与して成長できる場を提供することです。私たちは、防災事業を通じて、より良い未来を築き上げるために、若者たちとともに歩んでいくことが次の100年を築くことだと信じています。
「災害時に誰一人として取り残されない社会を創る」 この信念を胸に秘め、地域のパートナー様や次世代の若者とともに社会に貢献する企業として邁進してまいりますので、milabの挑戦にご期待ください。
milab株式会社
代表取締役社長
狩野 貴史
